2017年 06月 19日
Case Study House が出来るまで 2 /編集の家。
お待たせしました、好評を頂きました
「Case Study House が出来るまで」の2回目です。
今回は、私たちのホームである那須高原で手がけた
すまいをご紹介します。
Case Study 2 /「編集の家。」の素材たち
このすまいのオーナーは食に携わるご夫婦。
素材を選び、丹精を込めて作っていく工程は、
すまいづくりに共通するものがあるのではない
でしょうか?
まず、このすまいには一般的な住宅にあまり
用いられることのない、貴重な木材が数多く
採用されています。
チーク、ウォルナット、オーク、アッシュ、シダー、
メイプル、ダグラスファー、檜などなど_
本当に多彩です。
まるで一皿で色々な素材が楽しめる料理の様に
これらの材を用途によって使い分けています。
例えば、メインルーム。
キッチン、ダイニング、リビングと、ゾーニングを
素材と床の高低差などで行っています。
例えば、出窓。
ベンチとして腰掛けられる様、デザインされた
ウォールナットの窓台は、木の表情が感じられる
耳付き材。
窓から見える四季折々の風景は、額に飾られた
絵画のようです。
木材の次はビンテージ材です。
例えば、ドア。
イギリス製のものを採用しただけでなく、
ユニークな趣向を凝らしています。
ご存知の方も多いかと思いますが、
イギリスでは、玄関ドアは基本的に内開きです。
その理由は防犯的利点や来客を暖かく迎え入れる為と
されていますが、日本ではほぼ見当たりません。
訪れた方たちの驚く顔が目に浮かぶ、オーナーの
遊び心です。
最近人気の高まりつつあるビンテージドアですが、
実は取付は一筋縄ではありません。
扉を採寸し、それに合った枠を製作し、金物が
無い場合には、新たに取付可能なものを見つける
といった、実に手間の掛かるものです。
然しながら普段から既製品を用いず、一邸毎
オーダーメイドで建具を製作している私たちに
とっては、他の作り手の方たちよりは得意
なのかもしれません。
他にもミーレのレンジフード、ベルファストシンク、
ビルトインオーブンを備えた職人手作りのキッチンや
デンマーク製の最新薪ストーブなど、枚挙に暇は
ありませんが、このすまいの設計ににおいて最も
大切にしていたのは名前の由来にある「編集」という
部分です。
ご夫婦の持つくらしへのこだわりを素材として、
家族や友人が心からほっとする味わいの料理が
生み出だされるキッチンの様なすまいを目指しました。
すまいをくらしへのこだわりによって育てて行く
喜びは何ものにも変えられないと、すまいづくりに
成功した方たちは皆口を揃えてそうお話しされます。
そんなワクワクするすまいづくりは如何ですか?
次回をおたのしみに_
今回のすまいを更に詳しく知りたい方や
すまいづくりに関心のある方は下記まで
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あなたらしく生きる為に_ 。 NASU CLUB
TEL: 0120-59-3402
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または MAIL: contact@nasuclub.jp
by nasuclub | 2017-06-19 17:35 | nasuclubの家づくり