2015年 07月 19日
K邸 上棟式
ようやく長い梅雨も明け夏らしい気候となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて先日、K邸の上棟式を行ないました。
最近の上棟式はお施主様と職人の顔合わせを兼ねた昼食会というかたちが一般的となりましたが、
今回は、K様のご希望で本式とはやや異なりますが、儀式を執り行いました。
上棟式とは・・・
棟木を上げる際、神に家屋の安全を祈る儀式です。
その昔、神主を招き、屋根の上で神事を行い、その後は親戚・ご近所一同を集めての餅撒き、
直会(なおらい=宴会)を行っていました。
今回、私も初めて棟木の上で行う神式を経験しました。
棟梁が一番高い棟木に幣束(ヘイグシ)を立てます。
四方にお酒、塩、お餅(米)、をまいて清めます。
安全を祈願した後、乾杯をします。
式には女性は登れません。女性陣は下から粛々と見守っていました。
お姉ちゃんは「ずるい~~~」っと羨ましそうでしたが・・・(;^_^A
そして・・・「もちまき」
子供たちの一番の楽しみだったのでしょうね。
ご満悦です!!!!
その後は、お施主様ご家族と大工さん、那須倶楽部一同で
「すてきな家」を作りましょう!っと心を一つにしての宴となりました。
ビール(・・・ノンアルコールです)で乾杯です!
沢山のお料理で御もてなしして頂きました。
宴の後は、恒例の仕様打合せですが・・・
さっきまでの穏やかな表情から、一転、真剣なまなざしで、
リアルに立ち上がった軸組を眺めて、イメージを膨らませていました。
これからが私たちの本番です。
お施主様との共同作業で、他にない、お施主様のお宅をつくり上げていきます。
by nasuclub | 2015-07-19 09:28