2017年 07月 03日
Case Study House が出来るまで3/終の棲家
終の棲家。
みなさんはどんなすまいを思い浮かべますか?
今回は、大切な人と大切な時間を過ごす為に
長年共に過ごしたすまいを離れ、これからの生活を
今回のオーナーはいつもアクティブに過ごされ、
おもてなしをしたり、周りの方から頼られると
そこで私たちは車椅子のご主人と奥様、ご家族が
今回は、大切な人と大切な時間を過ごす為に
長年共に過ごしたすまいを離れ、これからの生活を
より豊かにしてくれる終の棲家が欲しいと考える
オーナーと私たちが共につくり上げた、思いの
オーナーと私たちが共につくり上げた、思いの
詰まったケーススタディをご紹介します。
今回のオーナーはいつもアクティブに過ごされ、
おもてなしをしたり、周りの方から頼られると
ついお世話をしてしまう、そんな素敵な奥様です。
そんな奥様から、車椅子生活となってしまった
そんな奥様から、車椅子生活となってしまった
ご主人と一緒に過せるすまいが欲しいと私たちに
ご相談がありました。
そこで私たちは車椅子のご主人と奥様、ご家族が
気遣い等の気持的バリアと身体的な動線バリアの
ない、すまいを考え提案しました。
動線バリア解決の一例をお話ししますと、
アプローチにスロープを設け、車椅子のまま
家の中に入れる様にし、玄関から部屋までも
段差の無い動線を計画しました。
リビングの建具は間口が大きく取れる大型引込戸や
三本引戸等で空間に可変性をもたせています。
リビングはご主人の部屋と連続させて配置し、
戸を開けるとリビングの一部となり、閉めると
プライベートルームへと可変します。
このことにより、ご主人は疎外感を感じることなく
常に家族と繋がっている気持になれます。
洗いやすくゆとりのあるスロップシンクを設けました。
豊かな光を室内にもたらしてくれる開口計画が
穏やかな日々に彩りを与えてくれます。
存在感のあるオリジナルデザインの階段は、まるで
家庭菜園が趣味でもある奥様は大変料理がお上手です。
器のコレクションも豊富で、キッチンの背面の収納には
びっしりと食器が並べられています。
器のコレクションも豊富で、キッチンの背面の収納には
びっしりと食器が並べられています。
大きな収納にして良かったと、ご満足の様子でした。
お会いしたくなりました_。
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by nasuclub | 2017-07-03 17:33 | nasuclubの家づくり